昨年2020年、悲しい事件がありました。
就職活動中の女性が自分の赤ちゃんを殺害して公園に埋める事になりました。
赤ちゃんを出産し、そして殺害したのは羽田空港のトイレだった。就職活動中の女性は取り調べに対して「妊娠のことを誰にも言えなかった」と話したとのこと。
女性の行為は許されるモノではありませんが、しっかりと事前・事後の避妊が出来ていればこのような事件は起きなかったはずです。
同じような事件が起きないように事前、事後の避妊について知っておきたいですね。
就職活動中の女性は公園に幼児を遺棄

2020年11月、この就職活動中の女性は、東京都港区の区立イタリア公園に生まれた赤ちゃんを遺棄した。
この赤ちゃんには窒息痕があり、生まれて間もなく殺害され遺棄された事が直ぐに分かった。
周囲の防犯カメラの映像から神戸に住む当時22歳の就職活動中の女子大学生に行きつきました。
喜べなかった妊娠なのは就職活動中から

大学の4年生になり、就職活動を本格的にスタート。
なんとしても客室乗務員になりたいと、数多くの航空会社に面接を申し込み、地元の神戸と東京を頻繁に行き来するようになった。しかし、この頃思いも寄らない出来事が起きる。
「妊娠」だった。
当時、診察をした医師によると、すでに妊娠7か月近くになっていたため、人口中絶はできない状態だったという。出産する病院をどこにするか考えるよう伝えたが、被告はあいまいな答えをして、少し様子がおかしいと感じたという。
これは夢であった航空会社への就職活動中で多忙な中で、赤ちゃんについて考える余裕もなかったようです。
大変、残念な事ではありますが就職活動中なだけでなく、女性の妊娠は自身の生活を一変させてしまうでしょう。
日本でも承認申請中の中絶薬

この就職活動の女性の妊娠については既に中絶が出来ないタイミングだったようです。
しかし、恐らく生理が遅れていたことは気づいていたはずですが、就職活動で忙しいないか妊娠について頭がまわらなかったのでしょう。
日本ではアフターピル(緊急避妊薬)は一般的でもなく、人口中絶薬に関しては承認がされていません。海外では一般的なお薬による事後の避妊ですが日本国内では遅れているのが現状です。
参考:国内初の飲む中絶薬が早ければ1年以内に承認される見込み
もっと、手軽に事後の避妊方法が「安全性」の面だけが強調され、女性が避妊薬にアクセスしにくいのは社会的な問題でもあります。
2022年には人工中絶薬が国内で承認がされるかもしれませんが、少なくとも妊娠の失敗のリスクを感じたらアフターピルなどで望まない妊娠は回避して欲しいモノです。
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